『ダルのオープン戦』

 ダルビッシュがオープン戦2戦目で制球が定まらずに打たれちゃったみたいだな。いいんじゃないかな、今のうちにウミだしとくのも。マウンドも違えばストライクゾーンも違うんだし、今まで通りにいくはずがない。完璧に抑えるよりも、打たれたり駆け引きの中でフィアボール出したり、バッター有利のカウントにされながら痛打されるのは意味のあることだ。
 サッカーなんかと違って、野球の、特にピッチャーは、なんだかんだ言っても個人競技に近く個の能力差がそのまま成績に繋がる。勝ち負けは打線の調子によるけれど、打たれなければ負けないのだから。
 日本のようにじっくりキャンプをやってからオープン戦へというのではなく、キャンプでやることまではオフの間に自分でやっておけ的だから、オープン戦を多く組んで実戦の中でコンディションを作っていくしかないのだ。
 であればウミを出し切ってからシーズンを迎えるべきである。納得の上で打者に打たれる球を織り交ぜてみるのもいいだろう。打たせることで打者の弱点や攻め方も視えてくるものだから。それぐらい広いキャパをもってオープン戦を有効活用してほしいのである。
 打たれる球と打たれない球、打たせる球、いろいろ試せるのは各チームともレギュラーポジション争いの
場となるオープン戦以外にはない。オープン戦では意味のある犠牲をはらうことが賢い選択だ。
 



『渋谷 立ち飲み ハイボール』

 昨晩、体調不良をおして渋谷の立ち飲み屋に行った。場所的に足腰の問題があるので年寄りはいなかったが、俺らぐらいの50を往ったり来たりする人種はそこそこいたなぁ。みなさん1時間もすると完全にくたびれてお会計されていたけど。 
 それにしてもすごい人だった。ほとんどがアベックで3〜4人組がちらほら。あとはスマホと会話したりイヤホン付けて揺れてる若者たち。立ち飲み屋も随分と変わったもんだ。
 ハイボールなんかが復活しちゃったから立ち飲み屋がグッとトレンディーになったんだろうな。ビールだけだと焼き鳥とか奴とか、そっち系の伝統メニューに行きがちだけど、ハイボールは30年の時を越えてシャレて帰って来たもんだから、イベリコ豚だの生ハムだのなんとかのワイン煮込みだの、そっち方面とのジョイントにも一役買っているようだ。いーんです、なんでもアリなのが立ち飲み屋。
 俺のハイボールは昔から角オンリー。高価なウィスキーやバーボンを割るなんてもったいなくて…ときどき中目のマハカラで山崎のハイボール飲むけど、もったいないような気がしてならない。とはいえ、かならず2桁いかせるところが山崎のすごさなんだけど。
 そーいえば30年前、祖師ケ谷大蔵に「池田屋」という居酒屋があってさ、そこは立ち飲み屋じゃないんだけど、気楽な立ち飲み感覚の店だった。東宝の撮影所が近くにあったから売れない役者さんたちがいっぱい来てて、映画や演技について激論交わしてた。
 石原軍団の若い人たちも多くて、「先週犯人役で出てましたよね」なんて言うと、「観てくれたのか、もっと大きな役をやれるようになるから応援してくれよ」とニッコリされて例のハイボールをご馳走してくれるのである。
 名物の豚の角煮。あれは絶品だった。なんかハイボールひとつで短編小説書けそうだな。
 今日も鼻ズルズルだけど、行っちゃおかな。

 



『韓流ですが…』

 流行はわかるが、なんでもかんでも韓流ってのはどうだろ。特に男性ユニットだが、複数人いる中で必ずひとりふたりは、「どした?」ってのがいることを見逃してはならない。並べると個性があっていいように思えるけど、引き立て役というよりは偏差値を落としているに過ぎない気がする。
 長身細身でダンスが上手くて色白薄くちで一重まぶたで茶髪だったらなんでもありったのはもうよしましょ。こ慣れちゃった日本人に辟易してたとこにヨン様が登場して、しばらくはそっち方面が紳士に思えても仕方ないけど、そろそろやっぱ日本人がいいやって思わないことには我が国のエンタメ&ポップスはダメになる。日本進出が韓国の国家戦略だとすれば、ちゃんと吟味してあげることが礼儀である。なんでもかんでもでは最終的にK-POPアーティストを苦しめることになると思うけど。
 ジャニーズとかやっぱいいよ。関ジャニとか、じわっときて好きだな。



『のりさん50歳のお誕生日』

 昨日、ザ•木梨憲武ショー『NORITAKE GUIDE 5.0』初日を観てきた。今回の演目については、企画段階からのりさんにお話を伺っていたにも関わらず、本当に笑わせてもらった。
 ネタとか芸というジャンルを越えた、アーティストなんですね、あの人。関節の動きひとつとってもすべてがアートに繋がる。真っ白いキャンバスに自由に色をさして、好き放題やってるように思わせといて、確実に万人の琴線を揺さぶっていく。入り口も出口も笑いだけど、妙なセンチメンタリズムが入り交じって、口角上がったままため息でちゃうのである。
 年齢もほぼ同じ。演目の中にある宝さがしは、まるで俺の引き出しの中をかき混ぜているよう。
 ネタよりも、芸よりも、本能に近い感覚がつくり出すアーティスティックな笑いは、一過性の満足ではなく、海馬に摺り込まれていく。そこにはずっと40年間憧れ続けた東京を見たような気がした。
 スタイリッシュでリアリティに富んでて、シャープで軽くてセンチメンタルで部活動で、そして東京。

 のりさん、50歳の誕生日おめでとうございます。



『今日から3日間、日本橋』

 今日から3日間、日本橋三井ホールで木梨憲武さんの生誕50年記念ライヴが行われます。せっかくなので3日皆勤で拝見させていただこうと思っています。
 日本橋というのところは、10年位ずっと通い続けていた銀座から近いものの、百貨店に用事がある訳でもなくなかなか立ち寄ることのない街だったけど、せっかくなのでこの3日間で散策してみようと思う。
 とはいえシャレたホテルで食事なんていう嗜好はなく、代々暖簾を受け継ぐ丼モノの名店だとか和菓子とか、ちい散歩的に触れてみたいのである。
 早速、本日は17時よりなんてことのないサテンである人と打ち合わせのアポを入れました。煮え切った
真っ黒のコーヒーにバームクーヘンなんていうのを勝手に想像しております。 
 そのあと、木梨先輩の勇姿を拝見させていただき、きっとどっかへ流れるんだろうな…
 んで鼻グズグズになるんだろうな…



『やっぱ花粉症…』

 昨日「脱花粉症」なるタイトルで軽快に書きましたが、昨晩やってきました。深夜0時近く、三茶のスポーツBARで白ワイン飲んでる最中に。本当に迷惑なサンタクロースです。
 杉花粉がなにか世のためになることってあるのだろうか? 愚問か…杉の木はそれなりに役割があるんだもんな。
 毎年の事ながら、花粉症がはじまるとクシャミが怖くてクルマに乗れなくなってしまう。ちなみに今までの連発記録は16。時間にして35秒。この間、ほとんど目は閉じられる。さすがに運転中の記録ではないが、とはいえ運転中の10連発はZARAである。おっ、なんだかアパレルっぽいぞ、と下らないことを言いつつ、かなり憂鬱になってきたので今日はこれにておしまい。



『脱•花粉症』

 おかしい、変だ、ほんとうに花粉症がこない。こんな春は20年ぶりだ。4月中旬の陽気というのに、鼻も目も初夏のような清々しさだ。
 今まであまりの辛さから酒に逃げ、血行が良くなりすぎて余計に悲惨なことになって、そんなことを繰り返していたが、今年の春酒は臆病心など微塵もなく飲める、ってゆーか飲んでる、とゆーより飲み過ぎてる。
 3年間治療し続けている減感作療法。左の肘には60回以上注射針を射しただろうか。どす黒い皮膚は、はた目には完全なシャブ中だが、俺には勲章だ。2週間に1回、せっせせっせと通いつめて脱杉花粉。石の上、いや、意思の上に3年。ようやく体質改善に成功したのである。
 とはいえ、気を引き締めて飲む。そこじゃない。気を引き締めた生活を心がける。まだまだ油断ならない2、3、4、5月。1年なんて8ヶ月だけでいいと思った俺に、希望の4ヶ月がやって来た。
 小躍りするように嬉しい。春の訪れはこうでなくちゃならない。ありがとう60本の注射針。



『100円ショップに思う』

 東京でマラソンがあると、まちがっても都心にクルマでは出掛けられないので、世田谷界隈でうろうろしていたら、同じような考えの人たちがいたらしく、城西地区はクルマでごった返して大変だった。
 コロコロとかクイックルのスペアを買おうと100円ショップに入ったら、見るからにダメそうな物ばかりだったので、1円も使うことなく100円ショップを後にした。
 100円ショップだからと言ってなんでも買えーっというわけではなない。むしろ100円ショップはどれだけ賢い買い物ができるかが試される場所である。
 ゴマンとある100円ショップだが、品揃え、アイディア商品など、他店と比較されるため、単に安いからというだけでは生き残れない厳しい世界である。私の友人に100円ショップの商品企画および製造を一手に引き受けている者がいる。そいつが一昨年、「ちょっとアイディア貸してくれないか」というので、飲み代だけで引き受けた事があるが、聞けば聞くほど生々しい仁義なき世界だった。他店のアイディアをパクり、それにちょびっとだけ色を足して堂々とオリジナルを謳うのだそうだ。まぁ我々の世界にも若干そのような傾向があるけれど、我々の場合は「パクリ」とは解釈せず、「教材」あるいは「ヒント」と解釈する。クリエイティヴの企画とは、そのような勝手な解釈によるものが多く、それに心傷める人は、速やかにこの世界を去って行く。ずっといる人は、教材やヒントが大好きな私のような人ばかりだ。
 要は、いかに図々しいか、いかに鈍感か、ということがこの世界の長生きのコツである。とはいえ、そういう人たちのパクりのセンサーは恐ろしく鋭くパクってからのスピードがさらに速い。
 なんてことを書いていたら、自分のやっている仕事へのポリシーがボケてきそうなのでこのへんでやめておきます。

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 100円ショップに停まってたイカすベンツ。



『GAKU-MC』

 かつてミリオンを連発し紅白にも出場したGAKU-MC。「DA.YO.NE」や「MAICCA」は永久にだ記憶される名曲である。
 彼はやがて筋書きのない人生を歩み、思いも寄らぬ労苦を背負い込む。メジャーの王道からよりみちを余儀なくされ、時に道ばたにしゃがみ込んでは雑草や名もなき花の心を知る。もともと人の視線の行き届かないところに深い感動を覚えるような奴だったが、彼は偉大なる寄り道を終えて、今、もっとも自分らしく生きられる場所に帰って来た。
 昨日の「the Dish」は素晴らしかった。ヒップホップはどう聴けばいちばんご機嫌かを、オーディエンス目線で考えた珠玉のライヴ。歓喜のライヴからオーディエンス全員打ち上げ参加という希有な空間へと移行し、その場をともにした誰もの心に深く刻まれる永遠の時間となった。
 彼の呼びかけにより数多くのミュージシャンが参加していた。やんちゃな弟的な存在だっ彼を、誰もが「アニキ」と慕っている。満たされたアニキの顔を遠くで眺めているだけで込み上げるものがあった。
 息が止まるほどに抱きしめてやろうと思ったが、彼に挨拶することもなくずばらしい余韻を土産に会場を後にした。帰り道、友の成長を、ひとりテキーラソーダそっと乾杯した。
 
 



『はるよこい』

 朝晩なんて、そりゃもう寒くて、少し前まではベランダでお湯割り飲んでたけど、とてもとてもそれどころじゃなくて。でも昼間はすこしだけ温かくなって、確実に春は近いと予感させてくれる。
 大人はいつまでも着膨れているけど、子どもは春目線で遊具と戯れている。子どもって、きっと大人よりも何週間も春や夏を先取りするのだろう。そして僕ら大人は春の訪れさへ気づかずに、いつまでも肩をすくめてばかりいるのだろう。
 なんかもったいない気がして来た。こういう時にはキャッチボールとかドッヂボールとか、ボール系の遊びで春を呼び込むしかない。


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 去年の3月頃の写真だったかな。





2012/03/14

NIKKI『ダルのオープン戦』

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