『才能』

 懐かしいメールが届くとドキッとする。それなりに10代20代を過ごしてきたつもりだが、傍からみればどうしようもない野郎ととられてもしかたがなかったからだ。
 懐かしいメールを送ってくれる人ももちろん僕と同じ分歳をとっているわけで、つまりは大人だ。面倒くさいことがあったとしても、きっとクスッと笑える思い出にかえてくれていることだろう。

 あの頃は本当になんにもなかった。夢や希望に向うというより、夢や希望を見つけることに向っていた気がする。だからなんとなく勢いだけあれば良かった。才能とか、そんな意味の分からないもの、考えたこともなかった。

 才能に溢れる人たちと仕事を共にすることが多いが、僕が人の能力をカンタンに「才能」と言ってしまうのはおかしい。人に「才能がある」と言えるのは、才能のある人だけだ。

 最近こんなことを思う。
 人が生きていること自体、ある種の才能じゃないのだろうか。
 だから楽しめるし苦しめる、泣きたくもなるしやめたくもなる。やりたくもなり拒みたくもなる。
 
 人間にとって、感情はとてつもなく尊い財産だ。たくさんの感情をもつ人は人間らしい。感情の出口はさまざまだが、それがどんな扉なのかを考えながら誰もが精一杯生きているような気がする。

 感情的に生きられればそれで十分なのかもしれない。
 持論だけど。




1年間ぞうさん貯金箱で貯めた500円玉貯金。やったー!




『つぼみ』

 小春日和です。
 中目の桜もつぼみが色っぽくなってきました。

 いつ出ようか いつ花を咲かそうか
 それほど春は甘くないよ 春には嵐もあるし寒さも舞い戻ってくる
 待ちくたびれるだけの恋なんてやだ
 たくさんの想いを一瞬の輝きにかえて 儚い命を閉じるの
 そんな顔して見ないで たった一度の瞬間だから
 ながくなんてなくていい
 たった一回 輝ければいい



『椎茸すなっく』

 我が故郷には素晴らしい名菓がある。『椎茸すなっく』である。『スナック』ではなく『すなっく』というところに本気さが伺える。本気さとは本物だということだ。
 ポテチのなんとか味というのは、化学的に調合してなんとかの味に近づけるいわば魔法である。しいたけ味があるとすれば基本的にはしいたけ風味を調味するだけの話で決して椎茸ではない。
 ところが『椎茸すなっく』は、まんま椎茸をスナック化したものなので食物繊維などはもれなく摂取できて他のヴァイタミンなんかも豊富に含まれている。もちろん酸化防止剤や香料も含有されているが、野菜っぽいスナックではなく野菜のスナックなので、肉体への恵みも多く、けれどその分ちょっとお高いわけである。
 ちなみに一個525円(税込み)。むむむ、高い。が、味はスペシャル。さすが90%が山林という地域である。なんてったって地元では生椎茸の摘み取り体験ができて100g200円でテイクアウトOKという椎茸大国だからな。もちろん杉の木も爆発的に多いから春には絶対近寄らないが。
 そのあたりは下之保(しものほ)という村で、『平成(へなり)』という道の駅があり、年号が平成になった途端に、こりゃラッキーということになり年号にあやかって(へなり)と平成をかけて村おこししたわけですな。そこの名誉村長がなにかと話題のご子息を持つ女優の三田佳子さんが務められたことでかなり話題になったわけです。
 詳しくいうと、そのあたりはつい最近、我が故郷と市町村合併したわけだが、今となっては我が故郷・関市の名菓!となったわけです。
 なんか力入っちゃったな。椎茸好きだもんな。
 そんなこんなの思いもあってか、僕の定義では「スナック=なんちゃって」。「すなっく=超マジ」。
 こういう解釈なのであります。
 わさび味。しょうゆ味。チリ味。カレー味。好きな順に並べておきました。
 興味があれば『椎茸すなっく』で検索してみてちょ。



『ユーミン丸の内ジャック!』

 晩秋の頃から丸の内へ行ってランチを食べたりOLを調査したりしていたのは、すべてユーミンの丸の内プロジェクトのためでした。とはいえ、あまりにも進化し続ける丸の内という街に仰天し、かなり楽しみながらの日々でした。
 でした。じゃないな、まだこれから、はじまってもいない。
 オープニングは3月23日。ユーミン×OL合唱団。かなりシビレるね。完全に客になりきります。
 丸ビル1Fの『cafe ease』では3月23日(月)〜29日(金)、新丸ビル7F(marunouchi)HOUSEでは3月30日(月)〜4月10日(金)、全フロアをユーミンワールドへとトランジットさせます。
 両イベント期間中にかなり本気のプレゼントがあるので来てちょーだい。

 そんなわけで只今諸々制作真っ最中。酒飲むヒマないけど、飲まないとやっとれん。
 もうちょい頑張ります。



『さよなら』

 同級生が他界した。高校1年の時、同じクラスだった女子。彼女は教員をしていたらしい。
 「らしい」という表現は、彼女とは卒業以来会っていないからで、彼女がどんな大学時代や社会人としての生活を過ごしていたかをまるで知らないからだ。
 彼女が亡くなったという話は遅めの昼飯を駅前の定食屋で済ませて事務所に戻る途中、仲の良い同級生から、”今朝の朝刊に載っていた”という電話で知らされた。
 彼女は美人だった。スポーツマンだった。高校へはバスを乗り継いで来ていたと思う。白いシャツが似合っていた。もちろん白いシャツか紺色の制服かワイン色の体育ジャージーしかしらないが、目鼻立ちのくっきりした端正な顔に白いシャツが似合っていた。いつも笑顔だった。頭よかった。
 可愛い顔をしていたので、他の女の子よりもたくさん話しかけたと思うし、ちょっとだけ勉強を教えてもらった記憶もある。
 ともだちというには少し遠く、知り合いだけではすまされない同級生という存在。
 ただ哀しみに暮れるのではなく、僕の知っている輝いていた頃の彼女に心から合掌しよう。




2009/03/17

『才能』

2009/03/16

『つぼみ』

2009/03/13

『椎茸すなっく』

2009/03/12

『ユーミン丸の内ジャック!』

2009/03/11

『さよなら』
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