『耳鼻科の先生』

 天気が回復して花粉も元気に飛散している。そういえばここ一ヶ月ほど洗濯物はすべてインドアである。インドア干しは乾き方がゆるやかで殺菌効果もあまり期待できないが、部屋の湿度をほどよく調整してくれるし、なにより花粉を吸収しないというのが利点だ。
 とはいえ家中に洗濯物の花が咲き乱れ、いくつも暖簾(のれん)をくぐらなければ室内を移動できないようになっている。っとにめんどくせーったらありゃしない。
 実はあんまり期待していなかったクスリが案外効いてて、鼻の粘膜を焼く手術をした過去3年間よりも格段とラクである。
 耳鼻科の先生はマンガ喫茶に週に6日ぐらい入り浸って、へへ、へへと笑いながら髪の毛のフケをはらいながら午後の紅茶を飲んでいるような感じの人だが、そういう一見、うわっ!と思う人って意外に優しい。
 そのテの人って、人のために役立ちたいのだけれどどうコミュニケーションしたらいいかわからなくて、要領違いのコンタクトをとって逮捕されたりするけれど、医師と患者という絶対的な関係上、いくら不気味でもとんでもない間違いを起こされる可能性は低いので、診察室で向き合いながら思う存分、いい人っぷりを発揮してもらえることになる。
 先生は言った。「今シーズンの花粉症はあきらめてください。すでに遅いです。だから完璧を求めずに、少しだけでもラクになるための治療と予防をしましょう。」
 僕は大袈裟なことを言わない人を信用する。自分が2割増発言をするものだから、ついつい控えめで現実的なことをいう人を尊敬してしまうのだ。
 さらに先生は言う。「どれだけ辛いかを記憶しておいてください。花粉が飛ばなくなっても、その記憶を忘れずにいてください。」
 またまた尊敬である。人生のあらゆるシーンにおいて当てはまる言葉だ。
 さらに「来年のための予防はGW明けからはじめましょう。長期的な計画ですのでカラダに負担がかかるクスリは避けましょう。クスリは誤摩化すものではありません。正しい処方とは、カラダに迷惑をかけないことです。」
 カラダに迷惑をかけない…名言だ。
 となると、肝臓も、だな。でも酒は気持ちを穏やかにしてくれるからいいのか。いやそれが誤摩化すってことなのか。
 46歳春。まだまだわからんことでいっぱいだ。



『どうなる日韓戦』

 今日の日韓戦は大丈夫だろうか?土曜日はボコボコのコールドだったが、それでも安心していられないのはそれだけ韓国のレベルが上がってきたからだ。僕らが思う日韓野球の戦力図は、サッカーにおける韓国サイドから見た日本のそれと同じだろう。
 つまり野球的には今まで日本が韓国を下に見ていて、サッカーに関してはその逆だ。
 野球もサッカーももう両国の差はほとんどない。韓流ブームによりここ数年で一気に縮まった両国の友好ムードであるが、スポーツにおいてはまずもって最大のライバルであり続けなければならない。
 サッカーで海外遠征なんてやるヒマとカネがあるなら、韓国との定期交流戦を増やして互いにもっともっとレベルアップした方が良い。少なくとも、ヨーロッパやブラジルとやる前に、中東諸国とマッチアップした方が俄然チーム力はアップする。同じ地域で戦う者同士、手の内がどうのこうのあるだろうが、本当の強化はガチンコで行う同地域同士のマッチアップにある。
 気になって仕方ないWBC日韓戦第2ラウンドであるが、これからヒロミゴーさんのCF撮りである。ヒロミさんのアゲアゲテンションが日本に追い風を吹かせてくれますように。



『おいしいトマト』

 スタッフに日記書いてる場合じゃないでしょという目線で見られる状況にありつつ書いてます。なぜならばそれは「日記」だから。なんてちょっと前まで平気で一ヶ月ぐらい放置しておいたのにな。筆不精のユーミンも頑張ってブログはじめたことだし、ここはひとつコツコツ続けていこう。
 
 「マハカラ」のビルゲからお裾分けしてもらったトマトを食べて驚いた。完全にフルーツなのだ。カレーとともにトマトには目がなく、嘘みたいな味覚に仕事の緊張が和らいだほどである。
 パッケージには生産者の名前が書いてある。「わたしがつくりました」という言葉が聞こえてくるほどに誇らしいトマトだった。
 僕らはモノを作るたびにクレジット表記として会社名や個人名を入れるのだが、それは自分たちのモノ作りへのプライドであり同時にプレシャーでもある。トマト生産者の名前にはそれに近い感覚というか、むしろそれ以上の気高くも力強い意志を感じた。
 腕利きの料理人が客の予想を完全に裏切る一品を出し、「うまい」と唸る客の声を厨房の奥で聞きながら鼻歌を歌うような、そんな格別感。
 静岡県生 トロピカルとまと 生産者・鈴木啓行。
 鈴木さんという人に会いたくなった。



『有田焼カレー』

 「有田焼カレー」という無視できない立て看板が目黒川のほとりにあったので、いつ行こうかソワソワしていたのだが、ようやく念願が叶い友だちとインした。
 関心事はカレーを焼くのか、有田焼の器に納められたカレーなのか。わかりやすく言えば、有田焼カレーなのか、有田さんの焼きカレーなのか。あれ、余計こんがらがってしまったか。ともあれ実態は、有田焼に納められたカレーをオーブンで焼いたものだった。
 これがなかなかに美味い。とろけるチーズが大胆に乗っかっているのでかなりドロっと感はあるが、そのねばりのあるルーの中に何種類ものスパイスが広がっていて実にメロリンキューだった。ルウの中味はどうやら28種類もの香辛料がわっしょいしているらしい。多ければいいっちゅうもんじゃないが、ココの場合は28種類のスパイスが絶妙な味を作り出していてかなりよかった。
 最高級の佐賀牛のカレーは2100円とランチタイムにはトゥーマッチだが、夜メニューの佐賀牛カレーコース2800円とやらは2週間以内にトライしたいと思っている。
 それにしてもカレーの話をすると脳がエンジョイする。まるで腹ぺこな状態で一番カレーを食いたくなった瞬間に、あえてゆっくりスプーンをカレー皿にしのばせ、ざっくりと大胆にスプーンからこぼれそうなほどごはんをよそってその上に表面張力で張り付いているルウごと、口に運びしばらく噛まずにベロの上でダンスをさせているようなちょっとだけM的なトキメキがある。
 ちなみにその場合、指先にかかるかなりの重力感がまたまた魔法のスパイスとなるのである。
 だめだ、カレー食いたい。食ったばかりなのに食いたい。夕食で作ったカレーが深夜には成熟し、翌朝には粘りが利いてピークを極めた女に変貌するように、どんな瞬間も喰って食って喰いまくりたい。
 花粉症が治るかカレーをやめるかという究極の選択には迷わず、花粉症は治らなくてもいいがカレーはやめないと言いきれる。やっぱうそ。花粉症きつい。
 でも贅沢でわがままで身勝手でロックでロールだから、どっちともかなわないと泣き出す。

 なんとなく宣伝するか。中目の『アンティロミィ』という店だ。



『EXILE』

 EXILEが知らないうちに14人になっていた。ひょっとしたらEXILEはモー娘。化するのかもしれない。
 そのうちカゴちゃんやツジちゃんのような小学ザイルが出てきて50人ぐらいの巨大ユニットになるかもしれない。
 おやじザイルの応募はないだろうから、尊敬するナイナイの岡ザイルに弟子入りしたいと本気で思っている。彼にはEXILEを越えたザイル感がある。それを死ぬ前に共感したいのだ。

 つまらなかった歌謡界だがEXILEの人たちはなんか気持ちがいいのでこのまま好調を維持してもらいたい。
 事務所の近くにEXILEのメンバーがやってる洋服屋もあるし、よく行くフリードリンク付きのランチがあるカフェにメンバーを見かけるのでご近所としても応援している。
 もとZOOのメンバーとは13年ぐらい前にヨシコの店で『チューチュートレイン』を一緒に唄ってもらったことがあるので、ぜひEXILEとも合唱しながらグルグルダンスをしたい。『ウォンビーロング』はバブルガムのお二人に随分前から良くしてもらっているので、やはりこっち方面でもEXILEによろしくしてもらいたいと思っている。




2009/03/10

『耳鼻科の先生』

2009/03/09

『どうなる日韓戦』

2009/03/06

『おいしいトマト』

2009/03/05

『有田焼カレー』

2009/03/04

『EXILE』
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