『苗場のユーミン』

 恒例の苗場に行ってきた。雪山でも小春日和が続いていたので地球温暖化を本気で心配してしまった。
 ユーミンのライブは今年が29年目、苗場では13日に200回目の公演を行った。本当にすごいことだ。
確か一昨年の12月に永ちゃんが武道館で100回目のライブを演ったが、その倍の数をこなしたのだからやっぱりすごい。
 その13日には初の試みであるゲレンデライブがスキー場を数百メートル上ったところで行われた。日が暮れるのを待ち、薄暗くなったところでたいまつを炊き、幻想的な景色の中でミニライブが行われた。
 ユーミンは55歳になったけれど、どこまでも若い。可愛さにはいろいろ意味があるけど、あの人はとびきりチャーミングで世界でいちばん『ガールフレンド』という言葉が似合う人だと思う。
 単なる美女だとか知性だけでは伝えられないメッセージを『ガールフレンド』という光線の中にちりばめる天才的な可愛さの表現者だ。
 可愛い女性は素敵だ。女性が可愛いと世の中が明るくなる気がする。可愛い女性がゲレンデに立ってスキー場全体を明るくする。こんなに素晴らしい冬景色はない。
 苗場を下りたら東京は初夏だった。花粉真っ盛りでまるでかぼちゃの馬車から転げ落ちた気分になった。
 今年もとびきりの冬の思い出ができて嬉しかった。



『丸の内ぶらぶら』

 記録によれば昨年の11月21日の日記に書いている。
 丸の内の話である。OLである。このふたつのキーワードでなにかやりますよ的なことが今後のミッションとあるが、そろそろ本腰ですという話である。
 お披露目にはもうちょっと時間がかかるが、仕込みは着々と進んでいて、週に2日ほど丸の内をブラブラしています。昼も夜も丸の内のどっかでメシ食ってるんだけど、さすがビジネスマンの胃袋を支える食堂街はレベルが高い。しかも案外リーズナブルで驚いている。
 今回の仕事はなんだか示し合わせたように同い年ぐらいの人たちと一緒というのも楽しい。
 この歳になってくると若い奴らに「え〜」と言われることが多くなり、そこで負けずに踏ん張ると、「え〜力(りょく)」は益々アップして阻害されかねない。そうなるとものっすごく寂しくなってしまうので、適当なところで折れて、「そだよね」と弱気になってしまうケースが多いが、同世代となるとまったく遠慮が要らなくなり、頑固にお互いの主張をぶつけ合ったとしても“ケンカするほど仲が良い”というところで収まってしまうのである。
 ほんと同世代って不思議な仲間意識がある。
 たとえば各年代ごとに会社を作って競わせてみるのも面白い。昭和50年株式会社とか1965カンパニーとか適当な名前つけて、その年代ごとに特色のある提案をあれこれ出すのである。
 それは時代を図る指標ともなって、じゃ60年組はこんな仕事をやってもらったらいいかもとか、そんなことになれば友情とか絆とかにも違う角度からメスが入って面白いかも。
 そんなことになれば占いとかにも適切なデータが蓄積され、あらゆるエンタテインメントにも一役買うわけだ。
 ありえないなそんなこと。

 丸の内とは関係ないことでしたが、そういう人たちとやっているので成功する気がする。



『ラーメン論みたいなもの?』

 今日は神保町へ行ってきた。集英社とか小学館とか岩波書房とか古本屋とかではなく、場違いなテクノロジーの最前線の現場を覗いてきたのである。
 俺の目にはまったくわけがわからんことだったが、エンジニアたちはロジックに基づいて淡々と作業をこなしていた。俺にとっては未知なる宇宙でも彼らにしてみればラーメンに熱湯を注ぐぐらいのことなのだろう。3分したら湯気とともになんともいい香りがたちのぼり、腹ぺこたちはズルズルと面を吸引しながら「うめー」と叫ぶのだろう。
 その数は一日でどれだけになるのだろう。数万人?数十万人?数百万?
 誰が食っても早くて美味いラーメンと同じように、目の前で行われていることはやがて国民の信頼を獲得して大ヒット商品となっていくのだろう。
 帰りにラーメンを食べた。抜群に美味いわけじゃないが、食えないわけでもなく、食べ物としてのボーダーラインは軽く越えていた。
 最初にラーメンを作った人がすごく偉く思えてきた。



『花粉症はじまる』

 せっかくお顔を整えたけど、遂に今年もやってきてしまった、花粉。
 これから3ヶ月間グズグズな日々を送らなければならんのかと思うと本当に泣けてくる。つなみに過去3年間鼻の粘膜を焼くアルゴンプラズマという最新療法を施しているのだが、これがピクリとも効かなくて、先生は「おっかしいなー?」を連発しているありさま。それほどにMY花粉症は重症なのである。
 過去に大病をしたことはなく、経験した病気といえば水虫とインキンと花粉症だけだが、花粉症だけは年々ヒートアップして3月半ば頃には、ほとんど顔が原型を留めていないような激しい結果をもたらし、冗談じゃなくクシャミのし過ぎで腹筋がバキバキに割れる負のエクササイズ期間なのである。
 今年は例年と違いちょっとシェイプアップしているので多少なりとも被害は治まるのではないかとふんでいるが、きっと花粉もさらなるパワーアップをはかって俺に挑んでくるに違いない。
 あーあ。この言葉しかでない。紛らわせようと思って酒を飲むと鼻づまりがさらに爆発し呼吸困難な状態に陥るし、酸素が取り入れられないから寝ても疲れがとれないし、したがって一日中だるだるのダルビッシュでつまりそれが3ヶ月。
 ほんとよく生きてると思うぐらい。そのうち花粉症で死者でるよ。事故もケンカも犯罪も、花粉症のイライラが引き起こすことをなぜ国会は問題にしない。毎年言ってるけど、早速杉の木バッサバッサ切り倒してくれ。低花粉の杉の木があるらしいが、だったら丸ごとそれに替えてくれ。そのためなら巨額の予算を投資するから。俺なりに。



『フェイシャルエステで復活』

 ボロ雑巾のように疲れていて鏡を覗いたらさらにボロ雑巾にカビが生えていたような顔になっていたので、駆け込み寺になだれ込むように友人の経営するフェイシャルエステに行った。
 2年前までは確実に「男がフェイシャルエステ? けしからん」と鼻息バフっていたが、あまりにも顔が使い物にならないので助けてもらった。
 施術を終えハッピーフェイスであります。もうトゥルントゥルンのぴっかぴかです。口角持ち上がり過ぎです。目尻、きゅるっとアップしています。ずっとヘアバンドみたいなのをしていたので髪型は宝田明みたいになってしまったが、それでも顔がピシッとしたので嬉しいです。
 そのあとに行った八丈島料理店の定食もおいしくて、なんか感激してしまった。
 腹が膨れてもれなく眠たくなってしまったが、週に一度ぐらいはふにゃふにゃな日もありだと一方的に決定したのでこのままババロアみたいな一日を過ごします。
 あ、ババロアはあれでも柔軟かつ強靭なボディだな、じゃぁ「ゆば」かな。どうでもいいかそんなこと。
 仕事してるふりして寝よ。




2009/02/16

『苗場のユーミン』

2009/02/13

『丸の内ぶらぶら』

2009/02/11

『ラーメン論みたいなもの?』

2009/02/10

『花粉症はじまる』

2009/02/09

『フェイシャルエステで復活』
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