『HOSU展示会』

 旅先で飲み過ぎたので、通勤は駒沢大学駅前で降りて三宿まで歩いた。初夏の陽射しが脇の下にドーナツをつくる。それにしても暑い、この夏の節電生活が思いやられる夏の始まりである。
 4日ぶりに学校に来たら、中目のHOSUが展示会をやっていた。久しぶりにオーナー兼デザイナーのスーさんに会ったら、ひとまわり大きくなられていたので元気な証拠だとうけとめた。
 宣伝する訳じゃないが、この秋冬のHOSU、かなり良いです。『黒く塗りつぶせ!』というヤンキー全開のラインナップがあるんですが、圧巻です。何十工程も手をかけて染めてつぶしてダメージを入れたインディゴを、ざぶんと真っ黒に染め上げて…思わず「バッカですね〜」と褒めてあげたら、「いや〜ぁわかってくれて嬉しい」と抱きしめられた。
 こういう人がとことんこだわってジーパン作ってくれてると思うとジーンとくる。ひっさしぶりに買うかな、黒デニム。

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 学校の1階のいっちばん奥で展示会。



『気持ちいい朝』

 郡上八幡最終日AM6:30。小径が眩しい。今朝も吉田屋さんで赤みそを胃袋に流し込んで昨晩の酒を抜く。もちろんおかわり、白メシも。
 鳥がチチチ、水路がザブザブ。人工的な音の無い朝に佇むと、心が清らかな気がする。ん? ”気がする”のではなく清いのだ。
 それにしても城山の緑が深くてまるでブロッコリーみたいだ。マヨネーズをきゅっとしぼって頬張りたいものだ。ってメシ食ったばっかやった。
 さて実はこれからがこの旅の本番。深い願いをなんとか叶えてやりたい。現段階では詳細に触れないが、やがてまた。頑張ってきます。

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 今日のあさ。おじさんゴミ捨て。



『水の町、初夏の足音』

 気まぐれな通り雨が何度もきて、町中に新緑の匂いがたちこめている。春には杉花粉の猛威を発揮した郡上八幡にも、そろそろ初夏の足音が聞こえてきた。少々肌寒いけど、軽くサブイボっぽいのが心地よし。
 関東でサブイボとは鳥肌のこと。俺の故郷ではサムケボロと言う。ついでにもひとつ。昨日盛り上がったんだけど、故郷では「定規」のことを「センヒキ」、ここ郡上では「スジヒキ」と言う。
 方言があるほどに町も酒もおもろい。あれだけ飲んだのに、やっぱ恋しくなるとは、酒ったら…

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 あと数時間後にはこの路を千鳥足。まちがいねえ。



『城下町の朝』

 毎度のことで何だが、やっぱり地元の奴らと2時半まで飲み、朝7時に起きて吉田屋さんのおいしい朝ご飯を食う。赤みそのみそ汁から始まる一日は格別で、もちろんおかわりして胃袋が元気なことを確認した後に近所のサテンでモーニング。これが岐阜の朝である。
 みんなはゲストを連れて八幡城やら食品サンプルづくりやらと観光案内をしているが、俺は5時までに原稿を上げんといかんので、お城を眺めながらパソコンとにらめっこ。
 さっき飴屋の大介に会ったら死んでた。昨日、さんざん飲んだあげく調子こいてウイスキーコークを9杯飲んだんだそうだ。飲み過ぎやろ、あほ!と言ってやったら、お前も同じだけ飲んだやろ!と昨日の飲み方をおさらいしてくれた。完璧に記憶とんどる。

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 石畳、朝いち。



『町歩きのあとに』

 12時に郡上八幡に着き、美濃錦でうな丼とあまごの塩焼きを食べ、白鳥まで足を伸ばし、3時半に八幡に戻り、6時半までゲストを歩いて待ち案内して、19時から名物「鶏ちゃん焼き」の店で宴席予定。
 睡眠不足でからだがフワフワするが、町を流れる透き通った水を見るとどこかが癒える。水のちからというか音というか、やっぱ人は水に助けられる。
 そしてこれから酔っぱらう水を飲みにいく。ただし、いつもながらにちょっと先にある故郷に寄れないのが残念だ。実家の仏壇とお墓を素通りしているようでなんか申し訳ない気持ち。
 今日も楽しい酒となれば先祖も許してくれるだろう。そのためにも楽しんで飲まんとな。
 町歩き中にいろんなやつらに声かけた。5人で予約したが20人ぐらいになる予感。それが良いか悪いかわからんが、こういう人生も大アリだ。

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 お宿から眼下を眺む。




2011/05/19

『HOSU展示会』

2011/05/18

『気持ちいい朝』

2011/05/17

『水の町、初夏の足音』

2011/05/17

『城下町の朝』

2011/05/16

『町歩きのあとに』
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