『おしょうがつのしょくよく』

 公然と昼間っから酒が飲めるのが正月のいいところ、というより、さっきまで寝てて、起きたらすぐ飲んでも罪悪感ゼロというのが風情である。それにしても餅というのはなんであんなに食えるのだろう? 雑煮で4個、きな粉で3個、仕上げに磯辺焼きで2個はイケる。それを少なくとも3日間。水分はビールの他おもにみかんで補う。ホッペの内側がメタボになって逆アンパンマンみたいになってしまった。
 なんでか知らんが餅にはビールだ。パンパンに張った腹をさすりながら、この摂取カロリーをどうやって消費しようかと思いながら黒豆をつまんでいる。思考回路を巡らせるだけでカロリーが消費されるような都合のいいことは起きないだろうか? もしそうならオレはかなりのアスリート体型だ。あと100年もしたら呪文を唱えるだけで特有のパルスが発生し、痩身の神経回路を刺激して動かなくてもダイエットが可能になるんだろうなぁ。それだけじゃなくて病気やウィルスなんかも撃退することができるかもしれない。
 ムリムリ、そんなことあり得ない! と思うことが、100年後には現実のものとなっているのがこの世の常であり不思議である。ただどんなに文明が発達しようとも、人は酒を飲み酒につぶれるということだけは永遠であってほしい。
 ニシから極上の飛騨牛が届いた。まだまだ正月は長いぜ!



『謹賀新年』

 年が明けましたね。寅から兔へ、といっても急に何かが変わることもない。変えるのはこっちだからね。ぐいぐいと粘り強く、一気には無理だろうけどひとつひとつぐいぐいと。変えたくないことには足踏ん張って。
 紅白、良かった。坂本冬美からサブちゃんへ、踏ん張り続けた人たちだけが咲かせられる根性の華。さゆり石川の形相もすごかった。歌に情念が込められてて、火サスなんかよりもずっとサスペンスだった。
 なんだかんだで紅白から除夜の鐘へというのが日本人の年越しの通例だね。一年の最後にこんな番組やる国なんて他にはない。格闘技もいいけど、一家団欒で血ぃ見ながら年越しそば食うにはまだまだ時間かかるわ。
 個人的には去年と比較するとか興味なくて、穏やかに日々を積み重ねていける一年にしたいです。
 
 



『48歳が思うAKB48』

 龍馬伝のダイジェストを観たまま寝てしまい、2時ぐらいに起きたらテレビでAKB48の総集編みたいな番組がやっていた。さっきまでオレには関係ないと思っていたユニットが、寝ぼけナマコに偶然飛び込んで来て、ボーっとした頭に何かを刷り込まれているような気持ちになり結局最後まで観てしまった。
 カッコよくてびっくりした。自信のなさや怯えを真剣さで打ち消すような目一杯感に心を打たれてしまった。どれどれ、どんな歌詞を唄っているのだろうとテロップを追ったのが間違いだった。年甲斐もなく感動が込み上げて来た。歌詞が琴線の扉を開けた途端、またたびを舐める猫のようになってしまった。
 10代そこそこのコたちが好き勝手に唄っているわけでも唄わされているのでもない。遠い昔に置いて来てしまったオレたちの尊い気持ちを彼女達が代弁してくれているような気がしてならないのである。それば
かりか、微かな希望さへ沸き上がるような気持ちになってしまうから不思議である。
 秋元康の仕掛けにまんまとハマるいいお客さんなのだろうが、むしろしばらく彼女達の客でいても悪くはないと思ってしまうのだ。



『正月のお笑い番組』

 年末年始のテレビは特番ばかりで面白くない。特番と聞いて得をしたと思うのは局サイドの思うツボだ。確かに制作費はかかっているだろうが、放送一週間ぐらい前からその番宣ばかりで、手抜き放送はなはだしい。しかもそこそこ見せておいて、フタを開けてみたらなんてことないものばかり。
 特に年始は一日中お笑いタレントが生放送をハシゴし、その合間に録画もののバラエティばかりで、観ていてあくびが出る。若手芸人がすぐ飽きられる原因のひとつは、年末年始の過剰露出が起因しているのではないかと思うのである。
 若手だけじゃない。エドはるみとかにしおかすみことかどこいっちゃったんだろう。鬼奴やいとうあさこも気が気じゃないだろうな。桜塚やっくんも随分ごぶさたでガッカリだよ。
 芸人って、一瞬輝けばそれでいいのだろうか。テレビの勝手で使い回されて納得なのだろうか。でもそれが芸人ってものか。もっとも芸のある人、少ないけど。

 そう思えばダチョウの竜ちゃんとか、エガちゃんとか凄い。ポリシー貫いてる。誰も真似できない芸当だ。尊敬に値するしその佇まいが神々しい。ヨゴレの巨匠とは地道に努力を重ねて来た証で、野球で言えば打率とかホームランの記録ではなく、バントとかデッドボールの記録に値する。
 柳沢慎吾さん、岡村さん、上島竜兵さん。共通点、大アリ。笑いの裏側にあるドラマに涙が出るほど感動する。ずっと観ていたいというか、観させていただきたい。毛色が違うところでタモさんも。
 この4人中心で正月のお笑い番組は選ばせていただくことにする。
 
 



『ららら』

 年の瀬だからといって何をそんなにあわてるのさ。1月1日からずーっと続いている1日に何も変わりなし。前にも書いたことがあると思うけど、まだ3日あるんだから、来年のカレンダーや手帳ばかり見ないで、残された2010年と向き合っていこうじゃないの。
 そう思うとクリスマスの後の残された日々って可哀想だよね。誰も気に留めてもくれないし、誕生会をやるにしても”年末だし”と軽く流されてちゃんちゃん。そういえば、摩季(大黒)の誕生日って確か大晦日だったよな。誕生会どんな感じでやってるんだろ。あいつ、大ヒット歌手になっても上京したばかりの時に買った8000円のガラステーブル使ってるような抜群に素晴らしいやつだもんな。パン屋を営んでる父さん母さんが、”忙しいから”と言ってもちゃんと我慢できるいい子だったと思う。会ってないなぁ、会いたいなぁ、元気かなぁ。元気になるんだよね、彼女。一緒に「ら•ら•ら」唄いたいな。
 そう。らららの精神。口ずさんで鼻歌うたって、人生いつだって「ららら」。
 なんか気持ち入ってきた。このままいくぞ、あと3日。
 




2011/01/02

『おしょうがつのしょくよく』

2011/01/01

『謹賀新年』

2010/12/31

『48歳が思うAKB48』

2010/12/30

『正月のお笑い番組』

2010/12/28

『ららら』
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